こんにちは🤗
皮膚科の専門医
ドクターオガナです‼
シミやくすみをピコシュアレーザーで
無くす事ができるのかについて
気になっている方も多いと思いますが
鏡を見るとくすみなのか、そばかすなのか
分からずストレスを受けると思います。
一体どのようなレーザーを受けるのが良いのか、
残さずに無くす事は可能なのか…
そのような心配や悩みで
様々なシミレーザーを
探していらっしゃるのではないでしょうか？
本日はシミレーザーの中でも
ピコシュアレーザーについて紹介致します。
シミはよくある疾患なのですが
誰にでもある訳ではありません。
まず色素疾患の説明をしていきたいと思います。
専門家ではない限り、
シミが出来る部位や色が似ていて区別が難しいです。
幼い時からゴマをまぶしたように
顔に境界線がくっきりと出るのが
そばかすと呼ばれます。
真皮層には発生しませんが、
表面に発生することが多いです。
ですのでそばかすの場合、
比較的改善をするのは簡単です。
そして年を取るごとに、
分厚い脂漏角化症とは違い、
紫外線が原因で発生するのが老人性色素斑です。
シミの場合は女性の方によく現れるのですが
年を取るにつれ30代～40代くらいに発生します。
また、不規則な形をしているのが特徴です
ではなぜシミができてしまうのでしょうか？
遺伝や紫外線、
女性ホルモンが関係しています。
遺伝的に親の素因がある場合、
子供にも影響する場合が多いです。
自分自身、遺伝子も持っているし、
紫外線もたくさん浴びてきた場合、
シミなどが発生する確率が高くなります。
そして女性ホルモンが分泌される
20代～30代、40代にも更に強まり
閉経後にシミが改善すると言われています。
産後から悪化する事から判断すると
女性ホルモンと密接な関係があると言えます。
解決方法として
飲み薬、塗り薬、スポットレーザー
この3つに分ける事ができます。
まず塗り薬の場合、
改善の変化は少ないです。
それどころか刺激されて
黒くなる事が多いのでお勧めできません。
二つ目の飲み薬の場合は
微細な出血を止める止血剤として使われる
ドランサミンがあるのですが
トランサミンは、非常に低用量で
使用すると変化が見られます。
しかし服用する前に、
錠剤がどう反応するか確認する事が非常に大切です。
最後はレーザーですが
従来の機器はほとんど
694、755、1064などの波長があります。
波長によって浸透する深さは様々ですが
色素を除去するには色素の深さを
正確に知る必要があります。
深い場所に色素があるのに
波長が到達していない場合は解決に至りません。
したがって正確かつ、
確実に改善するには
755波長のピコシュアレーザーで十分に改善できます。
ピコシュアレーザーを勧める理由はなんですか？
ピコシュアレーザーの高速性があるからです。
既存のシミレーザーのナノセカンドよりも
1000倍早く照射をするからです。
ピコシュアレーザーは高速なので、
周囲の組織を傷つける事なく、
正確に使用することが出来るため
痛みも減らすことができます。
メラミン反応が高い波長帯なので
深い色素でも精密にケアできるという
メリットがあります。
従来のナノ秒の速さよりも
ピコシュアレーザーは更に速い速度で
照射をしてくれる為、メラミンの分解に優れています。
エネルギーが強くて速いと
周囲の肌も傷ついてしまいませんか？
このように質問される時があります。
しかしピコシュアレーザーは
周囲ではなく色素に反応します。
その為、後遺症が無く安定したケアを受ける事が可能です。
メラミンを細かく分けて
色素沈着を除去する原理で
正確に色素を破壊するため、
小さな範囲から広い範囲まで
細かく手入れすることが可能です。
シミからそばかすまでメラミン色素病を治療できます。
755の波長で出るレーザーは
血管への吸収率が低い為、
無駄な刺激を与える事なく
色素のみに反応するので後遺症も軽減し、
ダウンタイムも短縮し
日常生活にもすぐに復帰可能です。
色素病のケアは皮膚表面の
色素障害を治療する事で
取り除き吸収し分解する方法です。
そしてメラミンの動きを抑える効果が
ありますが深さによっては
種類、頻度、期間などが異なる場合がありますので
自分に合った治療方法を知り、
適切な診断を受けてからケアを始める事が大切です。
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